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FINAL FANTASY XI

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黒いチューリップ

Author:黒いチューリップ
猫好き、無駄好き、旅行好き。

石川県金沢市よりちょと北にあるかほく市在住。

最近やってるゲームはもっぱらFFXI。
意外と野球好きで、根っからの巨人ファン。
あと、軍事情報には何故か詳しい。
そして歳の割には何故かヤマトファン。

一応発達障害でもあったりします。

うそつき…

先日NHKにて放送された「その時、歴史が動いた」で、零戦に関して扱っていました。



まず、個人的こだわりとして突っ込んでおきたいのは、「零戦」の読みについて、





「ぜろせん」じゃねえ!「れいせん」だ!間違えるな!!





正式名称は「零式艦上戦闘機」だから縮めて「零戦(れいせん)」なんですヨ!





零戦パイロットの一部にも「ぜろせん」と呼んでいた人がいたらしいですが、無視。





米軍から「ゼロ」と呼ばれていたのですが、もう一つ、軍としての識別名称(コードネーム)として、「ジーク」という名前が付けられていました。

ちなみに、同じ艦載機として搭載された99式艦上爆撃機は「ヴァル」、97式艦上攻撃機は「ケイト」という名前です。



脱線しますと陸軍の九七式戦闘機は「ネイト」、一式戦闘機「隼」は「オスカー」、二式単座戦闘機「鍾馗」は「トージョー」
時の総理大臣東条英機から名前が取られました。
二式複座戦闘機「屠龍」は「ニック」、三式戦闘機「飛燕」が「トニー」、四式戦闘機「疾風」が「フランク」、飛燕の機体に、稼働率が低い液冷エンジンを、空冷エンジンに換装した五式戦闘機も何故か「トニー」と呼ばれてました。
機体が同じだというのに気付いていたんでしょうか?
その割には………。
まあ、これは後ほど。

海軍戦闘機に戻りますと、96式艦上戦闘機が「クロード」、雷電が「ジャック」、強風が「レックス」、紫電と紫電改が「ジョージ」、月光が「アーヴィン」とまあこんな感じ。

これを見ますと戦闘機のコードネームには男性の名前が主に使われています。
…ということは?


今度は海軍機から。
マニアックな96式艦上爆撃機は「スージー」、96式艦上攻撃機は「ジェーン」、96式陸上攻撃機が「ネル」、97式飛行艇が「メイビス」、零式水上偵察機が「ジェーク」、零式水上観測機が「ピート」、1式陸上攻撃機が「ベティ」、彗星や2式艦偵が「ジュディ」、2式飛行艇は「エミリー」、天山が「ジル」、深山は「リズ」、銀河が「フランシス」、流星が「グレース」、彩雲は「マート」、連山だと「リタ」
海軍機だと大体こんだけ。



陸軍機行きまふ。

97式軽爆撃機は「アン」、98式軽爆撃機が「メアリー」、99式軽爆撃機(99双軽?)が「リリー」、99式襲撃機は「ソニア」、97式重爆撃機だと「サリー」、百式重爆撃機「呑龍」は「ヘレン」、4式重爆撃機「飛龍」が「ペギー」、百式司令部偵察機が「ダイナ」
等々です~。



まだあるんですがキリがないので打ち止めです。



以上、爆撃機、攻撃機には女性の名前をコードネームとして使っていたようです。










………零戦に戻ります。




零戦の特徴からまず挙げますと、長所としてはその軽量な機体を生かした機動性能が最大の特徴で、格闘戦(ドッグファイト)に引き込んだらまず負けることはありません。

また、搭載された20mm機銃による攻撃力。銃弾には炸薬が仕込まれていまして、1発でもあたれば重装甲の爆撃機であっても撃墜できる火力があります。

他にはやはり軽量の為に離陸時の滑走距離が短くて済み、上昇力も優秀。
最高速度も当時の他国の戦闘機に引けを取りませんでした。
さらに、単座機としては世界水準を遥かに超絶していた航続能力も忘れることは出来ません。
台湾からフィリピンまで行って空戦をした後に帰ってこられるという日本軍以外では想定もされていない能力を誇り、当時の米軍からは近くに空母があるのではないかという疑念を抱かせたほどです。



一方で短所も多く、あまりにも機体の軽量化を追求したために、防御に関しては全く考えられておらず、パイロットを守る防弾装甲はなく、長大な航続距離を支えるため燃料タンクが主翼の中にまであり、被弾に弱く、小口径の銃弾を受けても撃墜されてしまう脆弱性が一つ。

また、同じく軽量化のために機体強度が弱く、急降下をする際の制限速度が低いということです。
下手に急降下をかけようものなら、主翼にしわがより、空中分解する可能性もありました。

更に、軽量化を図るために構造材にわざわざ穴を開けて重量を軽くするという事までやっていました。その為に機体強度が弱かったのです。

ちなみにこの軽量化のために開けた穴自体が、製造上の工数(仕事量)を増やしていたために量産には向かないものでした。
技術者の人達は、この穴のことを「バカ穴」と呼んでいたそうです。

攻撃力の要であった20mm機銃にも問題があり、まず弾数が少なく、撃ちっ放しにするとすぐに弾切れを起こすだけでなく、性能にも問題があり、初速が遅いために弾道性能が悪く、弾が真っ直ぐ進まず重力に負けてカーブしてしまいました。
これはあまり書きたくないんですが、パイロットの間ではションベン弾と呼ばれていたそうです。



太平洋戦争ではその長所を生かして連合軍の戦闘機乗りを恐れさせました。
しかし、次第にその短所が分かるにつれて対処方法が考え出されていき、当初の優勢が少しずつ薄れていきました。





ところで、この零戦ですが戦争中も改良が続けられていきました。
最初に使われていたのが21型と呼ばれるタイプです。
この「2」は機体の形式(改修巡)を、「1」はエンジンの変更回数を表しています。
その前の11型は、空母に搭載されることを考慮されていない開発段階の機体で、主に中国戦線で使われていました。
21型で、主翼の先端折りたたみ機構が追加されて、初めて空母での運用が出来るようになりました。



続いて出てきたのが32型と言われる機体ですが、これが駄作機で、零戦の主任開発者が病気で動けないところに海軍が勝手に改良しちゃったよ、というもので、どちらかというと改悪といえるものでした。

まず、主翼の折りたたみ機構が運用上煩雑だとして、翼端を切り落とした形にしました。
その際技術者からは空力学上問題だとして翼端の成形(丸い翼端にしたかった)が主張されていたのですが、無視されて、本当に切り落としたような角張った翼になったのです。
その為に見た目が変わり、連合軍からは全く別の新型機と認識され、「ハンプ」という新しいコードネームを付けさせたという逸話が残っております。

続いてエンジンを新型に換装したのですが、エンジンが大きくなったために機体内の燃料タンクスペースを圧迫。
また、新型エンジンの燃費の悪さのため、持ち味の航続距離が大幅にダウン。
しかも、期待されていた最高速度も、21型の533km/hから544km/hと、わずか11km/hしか向上しませんでした。

零戦ネックの急降下制限速度は向上したものの、やはり零戦持ち味の旋回性能が落ちてしまいました。


そういった改悪にもかかわらず量産に移されましたが、前線のパイロットからは不満の声が続出。
早くも本土の訓練部隊に回されるなど、性能にそくした活躍しかしませんでした。



32型があまりにも惨憺たる結果に終わったために、急いで航続距離を延ばした改修型の開発が指示され、22型と名付けられました。

まず主翼の翼端の折りたたみ機構を復活させて主翼の長さを元に戻した上で、燃料タンクを更に増やされました。

本来なら4回目の形式なので42型となるのですが、しに(死に)という、ドラゴンクエストの状態表示のような縁起の悪い名前になってしまうとして、機体は前と似たようなものだから22型ということにしちゃえばいいじゃん。
ということで、22型となりました。

改修した結果、速度性能が540km/hと4km/h低下したものの、航続距離は21型ほどではないにしろ改善され、運動性能の回復も相まって、総合能力は21型、32型より上がりました。

結果として、32型の主翼改修案は失敗だったという証明にもなりました。

しかし、その時期にもなると米軍機の性能向上や、パイロットの戦法が(格闘戦から一撃離脱戦へ)変わり、開戦当初の優勢は維持できなくなっていました。



そうした戦況の悪化のため、さらなる改修機の開発が指示されます。
それが今回のタイトル「うそつき…」と言いたい52型です。

エンジン自体はその段階では出力の大きいものには換えられなかったので、機体の空力性能を洗練することによって性能向上を図りました。

まず、32型のように翼端を切り落とし、再び主翼幅を11mとします。
ただし、今回は翼端を丸形に成形して空力的なロスを抑えました。
翼端を切り落としたため、急降下制限速度が32型と同じ667km/hに向上。

そして、これまではエンジンの排気を集合排気管から排気していたものを、エンジンのカウリングという部分11ヶ所に「推力式単排気管」というものに変更し、エンジンの排気を推力に変えるというロケット推進効果による速度の向上を狙いました。

実際、そうした改修の結果、最高速度が565km/hと大幅に向上。

一方で旋回性能や航続距離が低下(32型よりも)しましたが、これらの性能は、戦局には大した影響を与えませんでした。















そして皆さん、いよいよ、今回のその時がやってまいりました。















「その時、歴史が動いた」では、この52型について、

「攻撃力:向上  防弾性能:なし」

と説明されていました。
















( ゚д゚)




















( д ) ゚ ゚




















工エェ(´Д`)ェエ工




















ちょっとちょっと、NHKさん?
防弾性能が「無し」ってどういうことですか?



52型にはまがりなりにも防弾性能が付加されていたんですよ???



今まで全くの無防備で、弱点の一つとされた主翼内の燃料タンクについて、自動消火装置が設けられたんですよ?


そして、マリアナ沖海戦の前に登場した52型乙では、風防正面に45mm厚の防弾ガラスが追加されているんですよ?





いくら些細な防弾装備だとはいっても、「無し」というのはひどいんじゃありませんか?










せめて、「防弾性能:ほとんどなし」というふうにしてくださいよ~。




















…………うそつき。











あとおまけで。



仮に防弾装備が完備されていたとしても、マリアナ沖海戦で零戦がどうこうなる状況ではありませんでした。





その時の米空母部隊の主力戦闘機はF6Fという新型機になっていました。
その戦闘機は、非常に頑丈な機体を2000馬力という高出力エンジンで、最高速度600km/hという高速で一撃離脱戦法を挑んでくる強敵でした。
速度差は約40km/hですが、急降下速度が劣る上、パイロットの練度も落ちていましたので、太刀打ちできるものではありませんでした。



また、アメリカ艦隊の防空能力も大幅に向上。
特にVT近接信管を仕込んだ高角砲弾や機銃弾の前には、いくら頑丈な機体であってもそう持つものではありません。





ですので、仮に、零戦の後継機として開発されていた新型艦戦「烈風」が間に合っていたとしても、F6Fには勝つことが出来ても、艦隊の対空砲火には無力であったと思われます。



2006-03-18(Sat) 23:59| 軍事| トラックバック 0| コメント 0

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