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黒いチューリップ

Author:黒いチューリップ
猫好き、無駄好き、旅行好き。

石川県金沢市よりちょと北にあるかほく市在住。

最近やってるゲームはもっぱらFFXI。
意外と野球好きで、根っからの巨人ファン。
あと、軍事情報には何故か詳しい。
そして歳の割には何故かヤマトファン。

一応発達障害でもあったりします。

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ごえいかん

海上自衛隊の護衛艦を含めた世界にある戦闘艦についてですが、当たり前ですけど普通の船と違って丈夫に出来ています。

商船を例に挙げますが、その性格上通常の航海にて想定される時化やうねりなどに対しての耐久性だけあれば充分で、それ以上はコストパフォーマンスを考えて求められません。ましてや戦闘行為なんてものは全く想定していません。
ですから、仮に何らかの攻撃を受けた場合簡単に沈んでしまいますし、最近よく起こっている座礁事故のように船底も簡単に穴が空いてしまうものが多いのです。

対して護衛艦などは戦闘艦である以上、様々な事を想定してそう簡単に沈まないような作りになっています。
具体的にここがこうだということは分かりかねますが、とにかく頑丈です。

ただし、攻撃を受けた場合は商船ほどではないにしろ、こちらもそんなに持つようなものではありません。
護衛艦に戦艦のような装甲と呼べるものは基本的にありません。
駆逐艦はブリキ缶同然と誰かが言っていたような気がしますが、早い話そんな感じです。
対艦ミサイル1発くらいなら直撃してもなんとか浮かんでいられますが、2発3発ともなるとさすがに厳しいものがあります。

対艦ミサイルというのはほとんどのものが命中したらすぐさま爆発する触発信管というものを持ちますが、その爆発で護衛艦や他国でいうフリゲート艦や駆逐艦は簡単に構造物や船体が破壊されてしまいます。

これは商船なども一緒ですね。
そして火災が発生して手が付けられなくなったり、最悪の場合命中や爆発の衝撃で船体そのものが折れてしまうということもあり得ます。

ただ戦闘艦はここからダメージコントロールという事を行います。
受けた被害をそれ以上拡げず、なるべく局限させます。
具体的には消火活動や浸水対策、負傷者救護に弾薬庫注水でしょうか。
鉄で出来た船で火災が起こっても問題ないんじゃないかと思う人もいるかと思いますが、とんでもないことで、火災により電源や通信ケーブルなどの戦闘艦にとって重要な部分が焼けてしまえば致命的なことになりますし、火災自体人間の命を奪うものです。
そして戦闘艦には弾薬、ミサイル、燃料などの火気厳禁なものがあちらこちらにあるわけで、それに引火してしまえば即ち沈没に繋がります。
対艦ミサイルの命中と爆発による衝撃に対しては抗堪性がありますが、それにも限界があります。
したがって火災対策は最重要の課題というわけです。

続いて浸水対策。
浸水すれば当たり前な話船は沈みます。よってこの浸水を止める必要があります。
戦闘艦の場合、船内は割と細かい区画に仕切られていまして、それぞれに扉が付いていますが、浸水が発生した場合、この防水区画を水密扉で閉鎖してしまい、それ以上浸水しないようにしてしまいます。
これは、装甲板で弾丸をはじき返す直接防御に対して間接防御と言われます。

いつぞや大和について書きましたが、非装甲部分の防水区画がもっと細密に作られていて、水密扉も強靱なものであれば、魚雷を20本受けても沈まなかったと言われたくらいです。

そうやって浸水を止めてしまえば基本的には沈没は免れますが、浸水というものは船の右か左か、どちらかに起こるもので、浸水をくい止めても船のバランスが崩れて船そのものが傾斜してしまいます。
その傾斜が大きくなると最悪転覆、沈没ということになります。
その場合は浸水が起こっていない反対側の防水区画に海水をわざと入れて(注水)バランスを保ちます。
…護衛艦はそこまでやるのかな?とは思いますが、そうやって沈没を防ぎます。

攻撃を受けても死傷者が0となればそれに越したことが無いのですが、普通はどうしても出てしまうものですので、艦の保全と共に負傷者の救護活動が行われます。
こういった場合は治療というより応急処置となるかと思います。
そういった乗組員の安否なども重要となります。

もし艦の保全に失敗し、沈没が確実となった場合は総員退艦命令が出され、乗組員は艦から脱出することになりますが、負傷者の救護に当たるのは、そういった事態も想定しています。負傷者が自力で動けるとは限らず、動けない場合もありますので、船から脱出する場合は、時間がかかる負傷者を優先して脱出させます。
その後動ける乗組員も逐次脱出して艦の沈没に巻き込まれないように離れます。

旧日本海軍はそういった点ではそんなに変わらない手順を取り、船が救えないようなら乗組員は直ちに退艦させるという考えでした。
ただし、ダメージコントロールという考え方は海軍にはほとんど無く、その面では人命軽視とも取れますし、救える船も救えなかったという例は数多くありました。


ちなみに弾薬庫注水は火災対策です。
…今は注水じゃなくて窒素などの不活性ガス注入なのかな?


海上自衛隊では戦闘行動自体行ったことがありませんのでそういった損害を受けたこともなく、非常時に備えてダメージコントロールなどの訓練をされているものだと思います。



日本にはありませんが、アメリカやイギリス海軍などの戦闘艦は、第2次大戦後も戦闘行動を行い、損傷したり沈没した艦も実際にありました。
沈没したという代表例は1982年に起きたフォークランド紛争で、アルゼンチン軍がフランスから導入したエグゾゼ対艦ミサイルによる攻撃を行い、イギリス海軍駆逐艦シェフィールドが沈没するという事態が起こりました。
このシェフィールドという駆逐艦は、軽量化のために艦上構造物をアルミ合金を用いていたために、火災が大規模になり沈没したという事例です。
このフォークランド紛争では、このシェフィールドを始めとするイギリス、アルゼンチンの双方合わせて5隻の戦闘艦が沈没しています。

日本の海上自衛隊では現在も地方隊で現役にあるはつゆき型がアルミ合金製の艦上構造物を採用していましたが、このフォークランド紛争の戦訓を踏まえて、8番艦やまゆきから12番艦しまゆきまで全鋼化して抗堪性の向上を図ったというエピソードがあります。


また、対艦ミサイルが重大な脅威となりうるということはフォークランド紛争以前の中東戦争においても思われてきたことから、対艦ミサイルを命中する前に撃墜するための近接防空火器、CIWS(Close In Weapon System)が各国で数種類開発され、現在の水上艦艇には大体搭載されています。
海上自衛隊はそのうち、アメリカ、レイセオン社の20mm6銃身ガトリング砲M61A1を使用するMk.15 ファランクス(Phalanx)を採用しています。

その他、射程の長い巡からスタンダードミサイルといった艦隊防空ミサイル、シースパローといった個艦防空ミサイル、76mm、127mm艦載砲による対空射撃によって対艦ミサイルを迎撃します。CIWSは一番最後の防御手段で、これを突破されるとチャフ(レーダー妨害)、フレア(赤外線妨害)、ECM(電波妨害)といった間接破壊対抗手段でしか阻止できず、それも無効となれば、命中はまず避けられません。



以上のことを書きましたが、このような海戦が起こることは今現在の段階では考えにくい状態です。
もちろん何が起こるか分からないこの世の中、偶発的にそのようなドンパチが起こらないとは限りません。

それから対艦ミサイルや爆撃、砲撃や雷撃といった正規の攻撃手段ではなく、爆薬を積んだ小型ボートによる自爆テロがアメリカ海軍のアーレイバーグ級イージス駆逐艦コールに対して行われ、大破した例もありますから。





2006-11-04(Sat) 03:01| 軍事| トラックバック 0| コメント 0

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